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親の残した借金の理由は私かも知れない

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46歳 男 会社員 妻、娘 高1、祖母

150万円 の借金

私の父親は靴職人で田舎町で小さな靴店を経営していました。私が生まれた頃はまだ靴製作の注文はあったようですが、既製品の安い靴が流通する様になり次第に注文は無くなりお客も来なくなりました。そこからは靴修理専門になりましたが、それだけではとても生活出来ません。母親がパートで働き何とか暮らしていた、と言う感じでした。自宅兼店舗は借家でしたが、とにかくボロく小さい頃から何で家はこんなに貧乏なんだろう、という思いが常にありました。そんな時父親が病に倒れますます生活が困難になりました。それから数年後、私も社会人になりさぁこれからと言った時、父親が亡くなりました。そして借金がある事を知り私が返済する事になりました。 就職した会社は給料が安く毎月の生活費と借金返済でギリギリの状態。母親は父が病に倒れてからは看護のためパートも辞めてましたが、再び自転車で通えるスーパーへ掃除婦としてパートを再開しました。それから3年ほど経ち少しでも給料の高い会社へと思い転職しました。しかしながら力仕事だったため、身体がボロボロになりました。これも借金を返済するため仕方ありませんでした。 何で自分は小さい頃からこんな苦労ばかりするのだろう、と何度も親を恨みました。職場で食事会や飲み会などが開催されても、参加する金銭的な余裕も無く淋しい空しい生活が続いていました。借金がある時は気力も無くなる、そんな感じがします。ですが今となっては幼い私を育てるための借金だったのだろうと理解出来るようになりました。